TOP事業概要入会案内サークル・団体イベント商品紹介NEWSリンクご意見ご質問
 
 
日本シニアクラブ最近の会報より  
07年7〜12月 08年1〜6月 08年7〜12月 09年1〜6月 09年7〜12月 10年1〜6月 10年7月〜12月 11年1〜6月
 

お花見・芋煮会へ、望年会!(11−11)
 11月となり、今年も残すところ2ヵ月弱です。3月の東日本大震災からの復興の見通しも立たない状況ですが、そろそろ新しい年へ向けた心の準備も必要です。今年の「お花見の会」は参加の申込みもかなり集まっていたのですが、震災直後で、区の指導により中止となってしまいました。秋の「芋煮会」は準備会場の確保や、運営体制、協力スタッフの調整等がうまくいかず、こちらも中止となりました。来年はまず、何としても20年以上も続いてきた「お花見の会」を復活開催しようということで、その体制づくりや連絡会の意味も含め、下記の要領で「望年会」を開催します。「リバーシティ広場」の世話人や協力者の皆さんと「日本シニアクラブ」との合同開催で、趣旨からしても「忘年会」ではなく新しい年を望む「望年会」です。来年に向けて、提案やご意見、夢や希望を楽しく語り合いましょう。

リバーシティ広場・日本シニアクラブ
望 年 会
12月3日(土)午後6時より
中央区シニアセンター2F
参加費 500円
お好きな飲み物・食べ物、持ち寄りで!

 今月の「懐かしい映画を楽しむ会」は、これまで上映していないオードリー・ヘプバーンの2作品「パリの恋人」「いつも2人で」が入手できましたので、これに最近上映していない「昼下がりの情事」と、オードリーのハリウッドデビュー作品で代表作でもある「ローマの休日」を加えて、ヘプバーン特集としました。来月はマリリン・モンロー特集の予定です。

自分の好きなものを見つけましょう
そしていつも Stay Hungry. Stay Foolish!?(11−11)

 アップルコンピュータの創立者であるスティーブ・ジョブス氏がガンを患い、10月の5日に56歳の若さで急逝しました。新聞や雑誌などでも色々と取り上げられています。ジョブス氏に関してこの会報では4年前に、当時話題になっていたスタンフォード大学で卒業生に向けたスピーチを紹介したことがありますが覚えていますか。氏を偲んで、もう一度掲載しますので読んでみてください。
           ※
 今日お話しするのは、私の人生からの三つの話です。最初は点と点がつながるという話です。私は大学を6ヶ月でドロップアウトしましたが、その後も18ヶ月間もぐりの学生として居残っていました。私は未婚の女性の子供として生まれ、生まれ落ちるとすぐに養子に出されました。養子先の母は大学を出ておらず、父は高校さえ出ていない夫婦でしたが、「この子は大学へ行かせる」という生みの母との約束を守り、17年後、私は大学へ進みます。学費の高い大学を選んでしまい、労働者階級の両親の蓄えは学費に消えていきます。6ヶ月経っても、私は大学にいることに価値を見いだせません。自分の人生で何がやりたいのか、大学がそれを見つける手助けをどうやってくれるのかも解らず、私は退学を決意します。それからは正規授業は受けず、自分に興味有りそうな教科にもぐり込んで聴講しました。そうした科目の一つがこの大学が力を入れていた文字デザインです。文字の大きさや形、文字間隔などの組み合わせで色々な文字表現を作り上げる。後にマッキントッシュの設計をする時に、このことが頭に浮かび、色々なフォントを自由に使えるコンピュータが出来上がりました。予測してやれたことではありません。興味を引いた授業とコンピュータ。振り返ってみると点と点が結びついている。こうしたアプローチを信じることで、人生は変わるのです。
 二つめの話は「愛することと失うこと」についてです。私は20歳の時ウオッズと二人でアップルをスタートさせ、10年間で従業員4千人、20億ドルの企業に成長させました。ところが30歳になった時、私はアップルを首になってしまいます。会社の成長に合わせて優秀な人材をと採用したのですが、彼と経営方針が合わなくなり、役員会も彼の側についてしまったのです。私がアップルから追い出されたことは世間に知れ渡り、この先どう生きたらいいのか分かりませんでした。やがて、やっぱり自分の好きなことをしようと気づき、次の5年間でNEXTという会社とコンピュータアニメのPixarという2つの会社をスタートさせます。ここで最愛の妻とも出会います。そして思いがけないことに、アップルがNEXT社を買収し、私はアップルに戻り、NEXTの開発した技術が、今アップル改革の核となっています。こうなったのも私が自分の好きなことを続けてきたからです。皆さんも自分の好きなことを見つけましょう。恋でも仕事でも、本当に自分で好きだと信じられるものを見つけることです。
 三つめは命についてです。私は17才の時「毎日を今日が最後の日だと思って生きていたら、いつか必ず良い結果を得る」といった文章に出会いました。この文章は私に強い印象を与えました。以来33年間、私は毎朝鏡に向かって自分に尋ねています「明日死ぬとしたら、今日の生き方はこれでいいのか」。人生には限りがあります。他の人生を歩んで無駄をしないように。あなたの好きなこと、あなたの心や直感に従う勇気を持つことです。
 私が若い頃、私達の世代にとってバイブルのような「全地球カタログ」という出版物がありました。この最終版の裏表紙に「Stay Hungry.Stay Foolish」と載っていました。「ハングリーであれ、馬鹿であれ」。出版終了に当たって私達読者へのメッセージでした。私もこれまで、そう心掛けてきました。今、卒業して新しい人生を始めようとする皆さんにもそれを望みたい「Stay Hungry.Stay Foolish」。
          ※
 この頁に収めるためにスピーチは大幅に要約してあります。原文はもっと感動的です。雑誌やジョブス氏を紹介した出版物、インターネットで検索するとか、是非読んで見て欲しいと思います。

体育の日・オリンピック・どじょう(11−10)
 10月。今年も4分の3を過ぎ、残すところあと3ヵ月となりました。猛暑から一変して爽やかな秋へ、そして10月10日は「体育の日」。1964年に開催された東京オリンピックの開会式が行われた日です。でも今年はたまたま当初の10日と重なりましたが、2000年から採用されたハッピーマンデー制度により、「体育の日」は10月の第2月曜日と規定され、記念日の意味は薄れてしまいました。
 50年近くも前に行われた東京オリンピック。団塊の世代が高校生の時代で、懐かしく思い浮かべる人も多いかと思います。このオリンピックに間に合わせるように、首都高速道路や、東海道新幹線が建設され、我が国は高度成長の時代へと進んでいきます。そして今、東京都の石原知事は2016年に続き、2020年のオリンピックにも名乗りを上げていますが、見通しはどうなのでしょう。「震災からの復興オリンピック」などと言っているようですが、この先、日本はどう進んでいくのでしょう。
 日本のこの先といえば、先日、自らを「どじょう」に例える総理が就任しました。どじょうといえば童謡「どんぐりころころ」を思い出します。
一 どんぐりころころ どんぶりこ
  お池にはまって さあ大変
  どじょうが出て来て 今日は
  ぼっちゃん一緒に 遊びましょう
二 どんぐりころころ よろこんで
  しばらく一緒に 遊んだが
  やっぱりお山が 恋しいと
  泣いてはどじょうを 困らせた
元歌はこの二番で終わりです。でもこのままではどんぐりが可愛そうと、次のような作者不詳の三番の歌詞が歌われていたのを知っていますか。
三 どんぐりころころ 泣いてたら
  仲良しこりすが とんできて
  落ち葉にくるんで おんぶして
  急いでお山に 連れてった
どんぐりの気持を一時的にまぎらす事しか出来なかったどじょう。「井の中の蛙(かわず)」とは意味が少し異なりますが「池の中のどじょう」という成句も生まれそうです。…さて、日本のこの先は?。

物忘れ・認知症・ボケ予防(11−10)
 日本シニアクラブがスタートして10年目に入りました。私達もそれだけ歳を取ったということで、私もあと1年半程で古希を迎えます。そのせいかここ1〜2年、物忘れというか、記憶力の低下を感じています。まだ食事をしたのを忘れるところまではいっていませんが、人と会話をしている時などに、地名とか人の名前とか、固有名詞がすぐに出てきません。会員の皆さんにも、同じように感じている人も多いのではないかと思います。そんなことを気にしていた先日、「わかさ」という雑誌の新聞広告が目にとまりました。「物忘れやボケ予防の秘策・一冊丸ごと大特集」、早速購入して読みました。その大特集の内容のごく一部ですが、紹介しますと…
 まず最初に、「認知症は遺伝病ではなく高血圧などが招く生活習慣病で、ボケの芽に気づけば予防・回復が可能」というタイトルで、浴風会病院名誉院長の大友英一氏等、専門医が作成した「ボケ予防10ヵ条」が紹介されています。
@塩分と動物性脂肪を控えたバランスのいい食事をする。A適度に運動を行い、足腰を丈夫にする。
B深酒とタバコをやめて規則正しい生活を送る。
C生活習慣病の予防・早期発見を心がける。
D転倒に気を付けよう。頭の打撲はボケを招く。
E興味と好奇心を持つ。
F考えをまとめて表現する習慣をつける。
G細やかな気配りをした、いいつきあいをしよう。
Hいつも若々しくおしゃれ心を忘れずに過ごす。
Iクヨクヨしないで明るい気分で生活を送る。
そして「大友式ボケ予測テスト」も載っています。
1.同じ話を無意識に繰り返す。
2.知っている人の名前が思い出せない。
3.物のしまい場所を忘れる。
4.漢字を忘れる。
5.今しようとしていることを忘れる。
6.器具の説明書を読むのをめんどうがる。
7.理由もないのに気がふさぐ。
8.身だしなみに無関心である。
9.外出をおっくうがる。
10.物(財布など)が見あたらないのを他人のせいにする。
上記の質問に対して、「ほとんどない(0点)」「時々ある(1点)」「頻繁にある(2点)」のどれかで答え、得られた点を合計します。合計点が0〜8点なら正常、9〜13点なら要注意、14〜20点なら認知症の初期である可能性が高いと判定されます。テストの結果が9点以上の場合には、早めに認知症の専門外来の受診をしたほうがいいとか…、何点でしたか?


9月・中秋の名月・夕焼け小焼け(11−09)
 今年の夏も天候が安定せず、早い梅雨明けから猛暑、そして突然の冷気、そして又猛暑と豪雨という変化に、私達の体がついて行けず、熱中症による記録的な犠牲者が出てしまいました。9月に入り、多少の残暑はあっても、何とか爽やかな秋の気候を期待したいところです。
 9月1日は防災の日、関東大震災から88年目を迎えます。そして東日本大震災から6ヵ月を経ようとしていますが、あまりの対応のひどさに、批判する言葉さえ出てきません。
 さて9月の祝日は、敬老の日19日(月)と、昼と夜の長さが等しくなる秋分の日23日(金)です。どちらも土曜日を休日とすれば3連休となり、3連休が2つ続きます。そして中秋の名月は11日ですが、空気が澄むこの季節には、月だけではなく夕焼けも美しく眺められます。夕焼けといえばすぐに頭に浮かぶのは「夕焼け小焼け」、我が国で最も広く親しまれている童謡です。
1 夕焼け小焼けで 日が暮れて
  山のお寺の 鐘が鳴る
  お手々つないで みな帰ろう
  からすといっしょに かえりましょ
2 子供が帰った 後からは
  まるい大きな お月さま
  小鳥が夢を 見るころは
  空にはきらきら 金の星
前にも触れたことがありますが、「夕焼け小焼」の「小焼け」って何なのでしょう。「大波小波」とか「大寒小寒」なら解るのですが、「大焼け小焼け」ではなく「夕焼け小焼け」の「小焼け」…、解ります?

シニアクラブで幸せづくりを(11−09)
 日本シニアクラブもスタートから10年目に入りました。当クラブ設立の目的は中高齢者の「幸せづくり」で、そのための社会参加、触れ合いの場作りです。それもクラブが色々な行事やサークルを用意して参加者を会員から募るのではなく、会員それぞれが自主的にプランを立てて、イベントやサークル活動を行うという考え方で運営されてきました。でも最近サークル活動などがやや停滞気味に感じられるのですが、皆さん幸せでしょうか。
 ところで、幸せってなんでしょう。どんな状態を幸せっていうのでしょう。広辞苑を引くと「仕合わせ」と表記して、最初に「めぐりあわせ」と出てきます。そして「なりゆき」「幸福・幸運」と続きます。「しあわせ」の語源は、「し」(動詞「する」の連用形)+「合わせ」で、2つの動作が合わさること、即ち「めぐり合わせ」ということのようです。ですから以前は「仕合わせ」とは、良いめぐり合わせ、悪いめぐり合わせのどちらにも用いたようですが、時代とともに、良い方にのみに用いられるようになったということです。ですから幸運・幸福のめぐり合わせ、それが「仕合わせ」です。良い意味だけになったことで「幸せ」の文字も使われるようになりました。
 近年、高齢者による犯罪の発生件数が急増しています。最近10年間で3倍以上。高齢者人口が増えたからだけでなく、単位人口当たりの犯罪発生率でも3倍を超えています。毎年3万人を超える自殺者でも60歳以上が3分の1以上を占めています。以前、無縁社会に触れましたが、社会からの孤立が自殺などの大きな要因かと思われます。
 そんな孤立を防ぎ、「幸せづくり」への色々な人との出会い、巡り合わせの機会づくりに、もっともっと日本シニアクラブを活用して欲しいと思います。現在定期的に活動しているサークル等では「麻雀クラブ」「英会話サークル」「懐かしい映画を楽しむ会」「月一会(飲食会)」「カクテル教室」、また他のグループなどとの合同で「新年会・忘年会」「お花見会」「芋煮会」などがありますが、参加するメンバーも限られてきています。新しい趣味や運動、ボランティアのサークル作り、また既存サークルへの参加希望なども含め、気軽にご相談下さい。みんなで「幸せづくり」を!


会報の編集者募集(11−08)
 8月となりました。今年の夏の気候は異常です。6月を待たずに5月27日に関東地方は梅雨入り、そして7月9日には早くも梅雨明けして突然の猛暑。と思ったら記録的な豪雨と、もう秋かなと思わせる涼しい日々…。こうした状況は日本だけではなく、地震や火山の噴火なども含めて、地球全体の自然環境が大きく変化しつつあるように思われます。
 ところで8月といえば東日本大震災の発生から5ヵ月、150日も経とうとしていますが、福島原発事故への対応は、遅々として進んでいません。進むどころか、環境や食品問題など、むしろ悪化しています。こうした状況から見ても、この事故は全くの人災であり、この程度の技術レベルで原発など造ってはいけなかったのだと思います。
 ところで、今月の会報の発行が1週間程遅れてしまいました。8月から私が新しい仕事に就くことになり、住む部屋も引っ越して、その準備や片付けなど色々と時間に追われ、発行作業が間に合いませんでした。特に映画を楽しむ会のプログラムが遅れてご迷惑をお掛けしたかと思います。心からお詫び申し上げます。すみません。と、謝ったところで言うのもなんですが、どなたか会報の制作を引き受ける、或いは手伝って頂けないでしょうか。季節の話題や、何か私達の参考になりそうなエピソードなどを探して、記事をまとめる。毎日気をつけて新聞や雑誌を見ているんですが、私の見方だけでは偏ってきてしまいますし…。映画を楽しむ会のプログラムも、今回は8月15日の敗戦記念日に合わせて、この戦争のスタート部分を描いた「トラトラトラ」を12日に選びましたが、この作品選びもお手伝い頂きたいのです。また、皆様から持ち寄って頂いた作品も殆ど上映し尽くしましたので、まだ何かお持ちの方はお貸し頂きたいのですが。色々とお願いばかりでスミマセン。ご協力を!

東関部屋 十の心(11−08)
 前の頁で私が8月から新しい仕事に就いたことに触れました。職場は特別養護老人ホームや高齢者デイサービス、ショートステイなどを運営管理している社会福祉法人です。私の所属はデイサービスやショートステイの事務部門なのですが、その事務机が並ぶ周囲の壁や掲示板には、色々な予定表や連絡事項などが書かれた紙が、所狭しと貼られています。その中に「東関(あずまぜき)部屋 十の心」という紙を見つけました。内容を紹介しますと…、
  東関部屋 十の心
 一.おはよう という 親愛の心
 二.はい という 素直な心
 三.すみません という 反省の心
 四.どうぞ という 謙譲の心
 五.私がします という 奉仕の心
 六.ありがとう という 感謝の心
 七.おかげさま という 謙虚な心
 八.お疲れさん という 労りの心
 九.なにくそ という 忍耐の心
 十.嘘をつくな という 正直な心
というものです。いつでもこんな心を持ち続けながら高齢者支援に専念するとしたら、素晴らしいことだと思います。私もここで、新しい人生をしっかりと学ぼう、という気持になりました。
 ところで皆さんはこの「東関部屋 十の心」というのを知っていましたか。私は知りませんでしたが結構有名みたいですね。東関部屋とは、ハワイ出身の元関脇高見山(愛称ジェシー)が引退後に年寄り東関を襲名し、高砂部屋から独立して開いた相撲部屋で、横綱・曙や幕内・高見盛などを育てています。2009年に東関(元高見山)が定年で相撲協会を離れますが、この時多くのマスコミが、彼が伝えてきた「十の心」を紹介し、一般に知られるようになりました。この「十の心」は東関部屋の稽古の始めと終了時に、みんなで声を合わせたものです。
 高見山の本名は、ジェシー・ジェームス・ワイラニ・クハウルアで、中国や朝鮮などアジア系を除く初めての外国人相撲取りで、始めはちゃんこに馴染めずにトマトケチャップをかけて食べていたといいます。そんな苦労を重ねて稽古に励み、幕内優勝1回、殊勲賞6回、敢闘賞7回、金星12個、そして幕内連続出場1231回(歴代1位)という記録を打ち立てました。相撲取りには珍しく(?)ギャンブルが大嫌いで、八百長とも無縁だったと思います。そんな彼が伝えてきた「十の心」、読み直してみると内容的には当たり前の事なんですが、 だからこそ…。!


異常気象・地震・噴火・氷河期へ(11−07)
今年の梅雨入りは例年よりかなり早かったのですが、雨の降り方や気温の変化などもいつもと少し違うように感じませんか。梅雨時にしては雨量の多い、豪雨と呼ぶような降り方、そして少し日が差すと猛暑。台風の発生もこの時期にしては多いですね。これらもいわゆる地球温暖化のせいなのでしょうか。気象だけでなく、大きな地震や火山の噴火も、近年世界的に頻発しています。このまま進むと地球は氷河期に(正しくは間氷期から氷期に)移行するなどともいわれています。温暖化で何故氷期にと思うのですが、温暖化で極地の氷が溶け出して海流の対流構造が変化し、黒潮など暖流の動きが弱まり、一転して極地の寒冷化が進むということのようです。確かに近年、それぞれの魚の捕れる漁場が動いていることは私達も聞いていますよね。あと5〜6年で地球の大気温はかなり低下するという説もあります。
 雨が続くと震災の事もあり、気持も滅入りがちですが、先日NHKの朝ドラで「心に太陽を持て」という懐かしい詩が出て来ました。気分転換に…
 心に太陽を持て。
 あらしが ふこうと、
 ふぶきが こようと、
 天には黒くも、 地には争いが絶えなかろうと、
 いつも、心に太陽を持て。
 唇に歌を持て、
 軽く、ほがらかに。
 自分のつとめ、
 自分のくらしに、よしや苦労が絶えなかろうと、
 いつも、くちびるに歌を持て。
 苦しんでいる人、 なやんでいる人には、
 こう、はげましてやろう。
 「勇気を失うな。
 くちびるに歌を持て。
 心に太陽を持て。」 フライシュレン・山本有三訳

震災4ヵ月・一人一人の夢・想像力(11−07)
 7月となり、今年も半年が過ぎました。そして東日本大震災からもうすぐ4ヵ月です。TVも新聞も週刊誌も、連日この関連のニュースや記事で溢れています。この会報でも4月、5月と震災の話を載せましたが、先月は目先を変えて梅雨時の話題に切り替えてみました。しかし4ヵ月経った今も被災地の状況はほとんど変わらず、復旧・復興への展望は少しも見えてきません。5月号で紹介した「『驚愕の体験』後の日本人の対応能力の高さ」はどこへ行ってしまったのでしょう。昨年5月の会報で、鶴田浩二の「傷だらけのブルース」を引用して、当時の政府や国会の状況を揶揄したことがあります。
  何から何まで 真っ暗闇よ
  筋の通らぬ ことばかり
  右を向いても 左を見ても
  馬鹿と阿呆(あほう)の 絡み合い
  どこに男の 夢がある
この未曾有の危機に直面した今も、更に低レベルの馬鹿と阿呆の絡み合いが続いています。
 今度の震災による死者・行方不明者は2万人を大きく超えました。私達は皆一人一人それぞれの夢や目標に向かって生きています。そうした2万人以上もの夢が一瞬にして消えてしまった。この人達を失った家族、妻や夫、親や子供の夢はどうなるのか。震災による建物の全壊・半壊を合わせて20万戸以上、避難者は40万人を超えました。こうした人達のこれからの人生、夢や目標はどうなっていくのでしょう。避難所へ移ってからの死亡者数も3月末までで270人を超えています。これからの社会、これからの日本を、どのように考え、創り上げていったらいいのでしょう。
 先日亡くなった俳優の児玉清氏の遺稿となった文章が文藝春秋の5月号に載っていました。「この国の危機管理のお粗末さに日々唖然としている。政府並びに関係各省庁の対応の至らなさは歯がゆいばかりだ。総理大臣も“決死で頑張る”とか精神論を披瀝するだけ、(中略)まさに日本は完全に幼稚化した人間たちがリーダーシップを握っていることが露呈した。智恵と想像力と決断力のある大人のリーダーを今こそ日本は求めている。」
これは氏の病状から推して3月の下旬に書かれたものと思われます。今なら更に厳しいものに…。
 児玉清氏は以前から「想像力こそ、人間が神から賜ったチカラである」といっていました。想像力は創造力に通じます。想像力を高めるにはどうするか。色々な物と出会い、経験や知識を高めること。児玉清氏は「面白本を読め」と言っていました。発明王エジソンは「99%の努力と1%のヒラメキ」と言っています。一昨年の正月に「篤姫」の「理と感」を紹介したのを覚えていますか。!

07年7〜12月 08年1〜6月 08年7〜12月 09年1〜6月 09年7〜12月 10年1〜6月 10年7月〜12月 11年1〜6月

 
 
TOP事業概要入会案内サークル・団体イベント商品紹介NEWSリンクご意見ご質問